Anjiという曲ご存じでしょうか?
Angiと書く場合もあるようですが、
(アコギ始めたら)まず、Anjiから始めよ。という
格言??があるようです。
もちろん、アコギやってる人にとっての格言的なやつなんですけど・・・。
それほど、一世風靡した曲だそうで、
タイキも、アコギ始めた頃に挑戦した曲です。
まず、聴いてみましょう。
ポール・サイモン版のanjiの楽譜ゲット。コピーほしいならあげまっせ。ちょっと弾いてみたけど、こりゃ確かにアルペジオの練習になるわ。いろいろ見ていたが、人によって採譜の仕方が違うね。格言として、「まず、アンジーより始めよ」ですって。 http://t.co/LZyaA7RF
— 後藤弘充 (@ghiromitsu) February 3, 2012
ヒロさんなら、Anji行けそうな気がします#Paul_Simon#Anjihttps://t.co/1KRM7WcjOR
— あみん (@GJSKfGj4g6OGL6Z) March 3, 2020
Am(エー・マイナー)
Anjiは、Amコードを基調にした曲です。
白黒の動画が、Paul Simon の Anjiです。
何やら、指の動きが複雑で、難しそう~
でも、曲はカッコイイと思いませんか?
Anjiについて
まず、Wikipeiaを引用させていただきます。
「Anji」(または「Angi」、「Angie」、または「On gee」)は、有名なフォークギタリストのDavy Grahamが1961年に作曲および録音したアコースティックフィンガースタイルギターピースで、EPデビュー3/4 ADの一部として最初にリリースされました。[1]この作品は、これまでに作曲された最も有名なアコースティックブルースフォークギター作品の1つであり、Bert Jansch(1965年に彼の最初の名を冠したアルバムに含まれ、「Angie」と改名された)など、多くの著名なアーティストがカバーしています。 2])、ジョンレンボーン、リレビョルンニルセン 、Paul Simon(Simon&GarfunkelアルバムのSounds of Silence [3])、およびHarry Sacksioni(彼のOptima Forma-ライブアルバム)。この曲はAマイナー(2フレットのカポと一緒に使用されることが多い)のキーであり、トレードマークであるベースラインの下降で有名です。ただし、Davy Grahamによるオリジナルの録音は、3フレットにカポを付けたC短調のキーです。 曲の一部は、アルバムReadymadesからのChumbawambaトラック「Jacob’s Ladder」と反戦シングル「Jacob’s Ladder(Not In My Name)」からサンプリングされました。SimonとGarfunkelの曲「Somewhere they Ca n’t Find Me」も、Sounds of Silenceアルバムに収録されており、「Anji」のギターリフから始まります。
https://en.wikipedia.org/wiki/Anji_(instrumental)
日本語:あんじ、あんじー
は、
英語:Anji、Angi、Angie、On gee などのスペルで表現されているようですね。
まあ、どれでもいいのですが・・・
僕はAnjiを使わせていただきます(以降の表現はAnjiで)
原曲は、Davy Graham で、多くのアーティスト達がCoverしています。
その中でも、一番有名なのが、Paul Simon ではないでしょうか?
このPaulの弾くAnjiは、 Simon&Garfunkelアルバム Sounds of Silence に収録されており、
同アルバムの収録曲 Somewhere they Ca n’t Find Me の冒頭も、Anji のリフで始まります。
日本でも、Anjiの影響を受け、多くのアーティストがCoverしています。
坂崎幸之助さん、石川鷹彦さん、岡崎倫典さん、その他多数・・・
参考に、坂崎幸之助さんと石川鷹彦さんのAnji(これ有名です)
Anji 坂崎幸之助&石川鷹彦http://t.co/g2lMreiSqW#anji #paulsimon #sakazaki
— ɐʇıɥsɐɯɐʎ@5691ɔɐ (@ac1965) August 24, 2014
このように、Anjiは、 Davy Graham の原曲にインスパーヤーされた多くのアーティスト達が、
こぞってCoverした素晴らしい楽曲ということです。
Anjiの奏法について
Anjiの奏法なのですが、ピックは親指のサムピックを使用し、
弾き手:人差し指、中指、の主に3つの指(3フィンガー)によるフィンガースタイル奏法です。
また、指板側は、人差し指のハンマリング、小指または薬指のチョーキング、小指と親指でベース音の移行などがありますので、
決して初心者の曲ではありません。
むしろ、難しい曲です。
タイミングを合わせる、リズムをとるのが非常に難しい曲。
でも、体に染みつくように体得できたら、人生が豊かになる曲です。
だから、表題にもあるように、アコギ弾きなら、一度はトライしてみてほしい曲なんです。
「まず、Anjiより始めよ。」という格言?の事ですが、
アコギにおけるフィンガーピッキング奏法を一度はやってみよう!!
ギターの奥深さがわかるから・・・という思いが込められた言葉なんだと感じます。
まず、Anjiより始めよ。
岡崎倫典さんは、
このAnjiという曲に取り掛かって、その難しさを体感し、最終的に弾けた人=ギタリスト
弾けなかった人=シンガソングライターになったと、語っているそうです。
プロ目線の話なので、素人が弾けなかったとしても、当然といえば当然なのですが・・・
この譬えからも、
Anjiは、弾き語りの曲ではなく、
指弾きの曲で、歌のない Instrumental曲(3分程度の短い曲) なんですが、
プロでも、難しい部類に入る曲という事ですね。
さらに、Anjiについて
ギタリストでない人も、Anjiについて熱く語ります。
作家の開高健さんは、
一時間幸せになりたかったら、酒を飲みなさい。
三日間幸せになりたかったら、結婚しなさい。
八日間幸せになりたかったら、豚を殺して食べなさい。
一生幸せになりたかったら、Anji(アンジー)を覚えなさい。
と語っています。
ここまで、「まず、Anjiから始めよ。」に込められた熱い思い、
少しでも、感じて頂けたでしょうか?
Anji弾きたくなりましたか?
僕も、ギター買って、Anjiを知り、挑戦をしましたが、何度も挫折しています。
3カ月程毎日取り組んで、ようやく、曲らしくなってきた。
そんな感じでしょうか?
すぐに弾けるとは、思わない方がいいです。
アルフィーの坂崎幸之助さんが、高見沢氏がアコースティック・ギターを練習するにあたり、Anjiを課題曲として与えたという逸話があります。
プロでも難しい課題曲という事ですね。
その後、高見沢さんは必死に練習し、とうとう最後まで弾き通したという事です。
やっぱ、すごいです。
その話を聞き、僕も必死になって練習しました。
いろんな人がAnjiに挑戦し、いろんな逸話があり、いろんな格言がある。
素人が挑戦したときに、そんな逸話や格言が、とっても励みになりました。
モチベーションを保ってくれる。挫折しても、何度も挑戦し続けられる。
そんな気がします。
たとえ1曲でも、これほど、思いを込めて取り組むと、
得るものはとても大きいです。
Anjiが弾けたら世界が広がる
Anjiが弾けたら、同じAmの曲で、素晴らしい曲がたくさんあるからです。
もちろん、曲は違いますが、Anjiが弾けたというベースがあるので、
非常にスムースに体得できるのを実感することでしょう。
僕の場合ですが、
Windy and warm(Chet Atkins)とか、
tommy windy and warm https://t.co/U4BS7SpcW6 @YouTubeより
こうする感じですかね— にし (@ZApx5JndkYC1L9H) April 19, 2020
Tommy Emmanuel(トミーエマニュエル)の”Keep it Simple” とか。
Tommy Emmanuel
“Keep it Simple” pic.twitter.com/dabgLd88KG— KOYUKI (@610KOYUKI) October 22, 2019
次々と、フィンガースタイルの曲に挑戦し、弾けるようになりました。
まず、Anjiより始めよ。が教えるのは、
フィンガースタイルの基礎がAnjiにはあるよ。という事なんだと思います。
是非、挑戦してみてくだいね。
最後に
今回は、Anjiについて書きました。
ちょっと、熱くなりすぎたようです(反省)
これからアコギ始めようという方、そして、アコギを愛する皆様へ。
これからも記事を更新してゆきますので、
是非、参考にしてくださいね。
それでは、また。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
タイキ
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