まずAnjiから始めよ。3分の短いInstrumental曲”Anji”で人生を豊かに。Davy Grahamに感謝を込めて。

アコギ
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Anjiという曲ご存じでしょうか?

Angiと書く場合もあるようですが、

(アコギ始めたら)まず、Anjiから始めよ。という

格言??があるようです。

もちろん、アコギやってる人にとっての格言的なやつなんですけど・・・。

それほど、一世風靡した曲だそうで、

タイキも、アコギ始めた頃に挑戦した曲です。

まず、聴いてみましょう。

Am(エー・マイナー)

Anjiは、Amコードを基調にした曲です。

白黒の動画が、Paul Simon の Anjiです。

何やら、指の動きが複雑で、難しそう~

でも、曲はカッコイイと思いませんか?

Anjiについて

まず、Wikipeiaを引用させていただきます。

Anji」(または「Angi」、「Angie」、または「On gee」)は、有名なフォークギタリストのDavy Grahamが1961年に作曲および録音したアコースティックフィンガースタイルギターピースで、EPデビュー3/4 ADの一部として最初にリリースされました。[1]この作品は、これまでに作曲された最も有名なアコースティックブルースフォークギター作品の1つであり、Bert Jansch(1965年に彼の最初の名を冠したアルバムに含まれ、「Angie」と改名された)など、多くの著名なアーティストがカバーしています。 2])、ジョンレンボーンリレビョルンニルセン Paul Simon(Simon&GarfunkelアルバムのSounds of Silence [3])、およびHarry Sacksioni(彼のOptima Forma-ライブアルバム)。この曲はAマイナー(2フレットのカポと一緒に使用されることが多い)のキーであり、トレードマークであるベースラインの下降で有名です。ただし、Davy Grahamによるオリジナルの録音は、3フレットにカポを付けたC短調のキーです。 曲の一部は、アルバムReadymadesからChumbawambaトラック「Jacob’s Ladder」と反戦シングル「Jacob’s Ladder(Not In My Name)」からサンプリングされました。SimonとGarfunkelの曲「Somewhere they Ca n’t Find Me」も、Sounds of Silenceアルバムに収録されており、「Anji」のギターリフから始まります。

https://en.wikipedia.org/wiki/Anji_(instrumental)

日本語:あんじ、あんじー

は、

英語:Anji、Angi、Angie、On gee などのスペルで表現されているようですね。

まあ、どれでもいいのですが・・・

僕はAnjiを使わせていただきます(以降の表現はAnjiで)

原曲は、Davy Graham で、多くのアーティスト達がCoverしています。

その中でも、一番有名なのが、Paul Simon ではないでしょうか?

このPaulの弾くAnjiは、 Simon&Garfunkelアルバム Sounds of Silence に収録されており、

同アルバムの収録曲 Somewhere they Ca n’t Find Me の冒頭も、Anji のリフで始まります。

日本でも、Anjiの影響を受け、多くのアーティストがCoverしています。

坂崎幸之助さん、石川鷹彦さん、岡崎倫典さん、その他多数・・・

参考に、坂崎幸之助さんと石川鷹彦さんのAnji(これ有名です)

このように、Anjiは、 Davy Graham の原曲にインスパーヤーされた多くのアーティスト達が、

こぞってCoverした素晴らしい楽曲ということです。

Anjiの奏法について

Anjiの奏法なのですが、ピックは親指のサムピックを使用し、

弾き手:人差し指、中指、の主に3つの指(3フィンガー)によるフィンガースタイル奏法です。

また、指板側は、人差し指のハンマリング、小指または薬指のチョーキング、小指と親指でベース音の移行などがありますので、

決して初心者の曲ではありません。

むしろ、難しい曲です。

タイミングを合わせる、リズムをとるのが非常に難しい曲。

でも、体に染みつくように体得できたら、人生が豊かになる曲です。

だから、表題にもあるように、アコギ弾きなら、一度はトライしてみてほしい曲なんです。

「まず、Anjiより始めよ。」という格言?の事ですが、

アコギにおけるフィンガーピッキング奏法を一度はやってみよう!!

ギターの奥深さがわかるから・・・という思いが込められた言葉なんだと感じます。

まず、Anjiより始めよ。

岡崎倫典さんは、

このAnjiという曲に取り掛かって、その難しさを体感し、最終的に弾けた人=ギタリスト

弾けなかった人=シンガソングライターになったと、語っているそうです。

プロ目線の話なので、素人が弾けなかったとしても、当然といえば当然なのですが・・・

この譬えからも、

Anjiは、弾き語りの曲ではなく、

指弾きの曲で、歌のない Instrumental曲(3分程度の短い曲) なんですが、

プロでも、難しい部類に入る曲という事ですね。

さらに、Anjiについて

ギタリストでない人も、Anjiについて熱く語ります。

作家の開高健さんは、

一時間幸せになりたかったら、酒を飲みなさい。

三日間幸せになりたかったら、結婚しなさい。

八日間幸せになりたかったら、豚を殺して食べなさい。

一生幸せになりたかったら、Anji(アンジー)を覚えなさい。

と語っています。

ここまで、「まず、Anjiから始めよ。」に込められた熱い思い、

少しでも、感じて頂けたでしょうか?

Anji弾きたくなりましたか?

僕も、ギター買って、Anjiを知り、挑戦をしましたが、何度も挫折しています。

3カ月程毎日取り組んで、ようやく、曲らしくなってきた。

そんな感じでしょうか?

すぐに弾けるとは、思わない方がいいです。

アルフィーの坂崎幸之助さんが、高見沢氏がアコースティック・ギターを練習するにあたり、Anjiを課題曲として与えたという逸話があります。

プロでも難しい課題曲という事ですね。

その後、高見沢さんは必死に練習し、とうとう最後まで弾き通したという事です。

やっぱ、すごいです。

その話を聞き、僕も必死になって練習しました。

いろんな人がAnjiに挑戦し、いろんな逸話があり、いろんな格言がある。

素人が挑戦したときに、そんな逸話や格言が、とっても励みになりました。

モチベーションを保ってくれる。挫折しても、何度も挑戦し続けられる。

そんな気がします。

たとえ1曲でも、これほど、思いを込めて取り組むと、

得るものはとても大きいです。

Anjiが弾けたら世界が広がる

Anjiが弾けたら、同じAmの曲で、素晴らしい曲がたくさんあるからです。

もちろん、曲は違いますが、Anjiが弾けたというベースがあるので、

非常にスムースに体得できるのを実感することでしょう。

僕の場合ですが、

Windy and warm(Chet Atkins)とか、

Tommy Emmanuel(トミーエマニュエル)の”Keep it Simple” とか。

次々と、フィンガースタイルの曲に挑戦し、弾けるようになりました。

まず、Anjiより始めよ。が教えるのは、

フィンガースタイルの基礎がAnjiにはあるよ。という事なんだと思います。

是非、挑戦してみてくだいね。

最後に

今回は、Anjiについて書きました。

ちょっと、熱くなりすぎたようです(反省)

これからアコギ始めようという方、そして、アコギを愛する皆様へ。

これからも記事を更新してゆきますので、

是非、参考にしてくださいね。

それでは、また。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

タイキ

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