W・エドワーズ・デミング博士
W・エドワーズ・デミング博士による
品質管理(QC)、全社的品質管理(TQC/TQM)により、
メードインジャパンの品質は、 1980年代 JAPAN AS NO.1のステータスを獲得。
しかし、 バブル崩壊、リストラ、リーマンショック、 中国企業の台頭、グローバルコスト競争、 品質不正問題の発覚・・・など
日本品質は凋落したとまで言われました。
今、 デミング博士による品質管理(QC)、全社的品質管理(TQC/TQM)を引き継ぐ、
新たな哲学が求められています。
それは、原点回帰なのか?それとも、まったく新しいものか?
答えは、一つではない。
今も世界で戦う日本企業の日本品質を紹介し、
それぞれの戦略について学ぶ事にしました。
答えはその中に必ずあるはずだから。
AI、IoTという時代
昨今、AI(人工知能)、IoT(Internet of Things)といった言葉をよく耳にします。
時代は第4次産業革命に突入したと言われており、2045年にはシンギュラリティ(AIが人間を追い越す)が起きると言われています。
つまり、これまでの大量生産や、画一的サービスの時代から、
個々を重視し、顧客毎にカスマイズされた生産の時代へと移行。
あらゆるモノが標準化、統一化されていた時代から、
多様性・個性の時代へと移る、大きな時代の節目にあるという事です。
働き方改革
さらに、働き方改革も、大きな考え方の変革と言えるでしょう。
企業は、個人が自律性の向上を目指すことが、最終的に企業の利益につながる。
個人の多様性を受け入れる事が、企業の利益につながる。と考えるようになっています。
在宅勤務、ノマドワーカー、サテライトオフィス、 さらに副業の解禁。・・・
会社内で働く意味、 オフィス、本社の存在意義が問われています。
私は、TQM、QCサークル活動に代表される全員参加の品質改善活動の中で、
製造現場で約20年働きましたので、その考え方が染みついています。
しかし、今後、その考え方は通用しなくなる。いい意味で脱却しなければならない。
それが、このブログを立ち上げよう。と思った動機です。
これからの時代を生き抜く方法
多様性の時代を生き抜く日本企業の進むべき道、そしてこれからの時代を生き抜くための個人の生き方について
時代の先駆者たちに学び、具体的にいろいろ紹介し、皆さんと一緒に考えてゆきたいと思っています。
これからも、どうぞ、よろしくお願いします。
タイキ