今回の+40’s Door(40代の扉)は、組織や家庭といった集団の中で、
責任的な立場となりやすい40代の人が、
組織全体を幸せに導くための方針について書きますね。

リーダーの決めた方針が、組織全体を導き、いい方向へ向かわせる方法。
と言えば分かり易いでしょうか?
40代になれば、自分が意図していなくても、そんな立場になるケースが増えます。
これは、当然と言えば当然かもしれませんが、
慣れない人なら、相当のプレッシャーを感じる事になります。
会社では、課長、部長、部門長、、、などの肩書。
それに対する周囲の尊敬と裏腹に、結果を求められる責任がのしかかります。
たとえ、管理者でなくても、40代になれば、
何かと頼りにされている。そんな経験はないでしょうか?
タイキも、マンション住みですが、理事会に選出されたり、
子供のPTA役員をしたり、・・・何かと、お役に就任する(させられる?)世代です。

そんな立場になった時、その集団をいい方向に向かわせるためのキーワードを、お伝えします。
モノづくり企業の品質方針に学ぶ
ここに、日本を代表する企業の例を紹介します。
《品質基本方針》
品質第一を信念に「社会や環境との調和」を図り、お客様の満足と安心を提供し続けることを究極の目標とします。
《品質に対する基本的考え方》
1. 品質の良し悪しはお客様が決めるもの
2. 品質は社会に長期的利益を生み出すもの
3. 品質は全員参加で生み出すもの
いかがでしょいうか?
上の場合は、品質第一というワードでしたが、〇〇に換えてみると、
組織の役割である「〇〇」を信念に持ち、となります。
営業なら販売、家庭なら幸せな暮らし、PTAなら子供の安全や未来、、、など
〇〇を変えてみると、使えそうですね。
そして、 「社会や環境との調和」 というキーワードが出てきます。
これは、自分の組織と、組織以外の外部との調和と理解するといいでしょう。
つまり、自分の組織だけが良ければいいのではなく、周囲とも協調して進むという事です。
さらに、 お客様の満足と安心を提供し続けること、とあります。
これは、組織が役割を果たす向け先の事で、「△△のために、活動し続ける」と理解します。
まとめると、
組織の役割「〇〇」を理解して、組織以外とも協調し、△△のために活動し続ける。
となります。
これが、品質方針に学ぶ、組織の方針です。
続いて、
《〇〇に対する基本的考え方》
1. 〇〇の良し悪しはお客様が決めるもの
2. 〇〇は社会に長期的利益を生み出すもの
3. 〇〇は全員参加で生み出すもの
ここのキーワードは、他己評価、長期的利益、全員参加というものです。
つまり、
組織の役割「〇〇」を理解して、組織以外とも協調し、△△のために活動し続ける。
という、「組織の方針」を決めたら、
評価は他人が決める、継続的にいい事が生み出される、そのために全員で参加する
という事になります。
キーワードとしては、
組織の役割、協調、目標(ターゲット)、他己評価、長期的利益、全員参加
となります。

少し、難しくなったかもしれまんが、
40代の責任世代にとって、とても重要な考え方だと思います。
一度、自分の場合に当てはめて、考えてみると、
結構すっきりと整理される時がありますので、
是非参考にしてみてください。
方針が決まったら
組織の方針とは、ピラミッドで言えば、頂点に当たります。

よき方針だと、みんなをいい方向へ。
悪い方針だと、みんなを不幸な方向へ。
それほど、重要なものです。
しかし、方針だけがあっても、組織は活動が動きません。
組織のメンバーが日々の活動を行う事で成り立っているもの。
だから、方針だけを振りかざすのではなく、
方針の理解は進めながら、メンバーの活動を後押しする。
そんなリーダーなら、組織をいい方向に向かわせることが可能です。
活動は、P.D.C.Aサイクルという、継続的な改善活動の事。
Pプラン(計画)し、
Dドウー(やってみて)、
Cチェック(評価)して、間違いは修正し、
Aアクション(対策を実行する)

PDCAサイクルを、継続的に繰り返すことで、
最終的な、「あるべき姿」を目指します。
この、継続的改善(PDCAサイクル)によるあるべき姿の探求という活動が、
組織の行うべき活動であり、リーダーはそれを後押しするのです。
そんなリーダーのいる組織は、必ずや、いい結果を結ぶと思いませんか?
世の中は、そんな甘いもんじゃないよ。
と思うかもしれませんが、
誰もが失敗なくして成功を掴むことはできないものです。
だから、最終的には諦めなかった人・組織が勝つ。
あるべき姿=理想にむかって、継続的に改善活動を行う(諦めない)ことが重要。
ここのキーワードは、
継続的改善、諦めない、理想の追求
ちなみに、世界・国の方針にも、持続可能というキーワードがよく出てきます。
参考記事:SDGs(持続可能な開発目標)
まとめ
今回は、
40代は責任世代|組織を幸せに導くキーワードとは|+40’s Door(40代の扉)
という内容でした。
最後にキーワードをまとめておきます。
- 組織の役割
- 協調
- 目標(ターゲット)
- 他己評価
- 長期的利益
- 全員参加
- 継続的改善、
- 諦めない
- 理想の追求

もしあなたが、組織を引率するリーダーに選ばれたとき、
上のキーワードをもとに、組織の方針と活動を考えてみるといいと思います。
きっと、素晴らしいリーダーになれると思いますし、
きっと、いい結果を結ぶことができると思います。
最後まで、読んで頂きありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
タイキ
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