経営目標と生産活動
会社は利益を上げることで、社会に貢献しています。
利益を上げるためには、顧客の満足度、株主の満足度、従業員の満足度を満たす必要があります。
製造業の場合、ものをつくり出すという、生産活動の目標として、
- P(生産性向上:Productivity)
- Q(品質向上:Quality)
- C(コスト低減:Cost)
- D(納期短縮:Delivery)
- M(モラル高揚:Morale)
- S(安全第一:Safety)
の6つがあり、それを達成する事が求められます。
主に、Pは会社が利益を上げるため、QCDは顧客満足のため、MSは従業員のため。
と考えるとわかりやすいかもしれません。
働く人々全員が、6つの意識を常に持って、生産活動をする事が大切なのです。
考え方、ツール、活動
生産目標を達成するためには、
- 考え方
- ツール
- 活動
の3つの共通認識が必要です。
1.考え方 には、
- マーケットインの考え方
- 品質保証の考え方
- 事実に基づく論理的な考え方
が基本となっています。
2.ツールには、
- 事実を正しくとらえる目
- 事実を正しくとらえる道具
の2つがあり、
3.活動には、
- 業務改善活動
- 日常管理の活動
- 自主管理の活動
があります。
このように、製造現場は、生産活動の目標を達成する場であるとともに、
従業員の学習の場ともなっています。
ものづくりの現場で仕事をするという事は、
一連の流れの中の自分の役割を自覚しつつ、最終的な目標達成に貢献する事です。
個人の生き方にいかそう
考え方・ツール・活動といった3つの共通認識をもつことは、
個人の生き方にとっても大きな学びであり、大変役に立つものです。
仕事は仕事、私生活は私生活と分けて考えず、
仕事で学んだことは私生活に、私生活で学んだ事は仕事にと、
いい循環でレベルアップしてゆきたいものです。
私生活での学びとは、人生を豊かにする活動(自分の価値を上げる活動)であり、
西村創一朗氏の言う「副業」ではない、「複業」のことなのです。
日本品質の土台を作った考え方を仕事で学んだなら、
それを人生に生かさない手はありません。
最後まで、読んで頂きありがとうございます。
タイキ
「副業」でない「複業」については、次の記事で紹介していますので参考にしてください。
読んでみてね!
◆副業(複業)するなら、SNS(特に、ツイッター)の発信力は構築しておくべきです。
半年~1年の努力で、一定レベルの発信力を得られます。↓↓↓
また、寄ってくださいね。
タイキ
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