「QC7つ道具」とは?
日本のものづくりを世界一の品質にした一番重要な手法です。
もし、これが無かったら、 日本は、世界一の品質にならなかったと言われています。
製造業で働いている人はよく知っていると思います。
「QCサークル」でもこの手法はよく使っています。
QC7つ道具は、 品質改善活動を行うとき、データを分析する「道具」です。
日本の製造業の製品の品質が世界一になったのは、
全員が、「QCサークル」などで「QC七つ道具」を使い品質改善活動を行ったからです。
1、「QC7つ道具」の種類
・パレート図
・特性要因図 ・グラフ(管理図を含む)
・チェックシート ・ヒストグラム
・散布図
・層別 です。
最初は「グラフ」の中に「管理図」が入っていたのですが、 「管理図」は別に分類されている場合もあります。
2、「QC7つ道具」の内容説明
1.パレート図
「パレート図」は、現象別に層別してデータをとることにより、
重要な不良や問題点を見つけ出すことができます。
2.特性要因図
「特性要因図」は、原因と結果の関係を整理することができます。
「魚の骨」(フィッシュボーン・チャート)とも呼ばれています。
問題の原因を整理することができます。
3.グラフ
「グラフ」は、データの比較が目で見てわかりやすくなります。
データの全体像がわかりやすくなります。
4.管理図
「管理図」は、工程が安定しているのか見ることができます。
自然なバラツキと異常原因のバラツキを区別、管理することができます。
5.チェックシート
「チェックシート」は、データの分類や項目別の分布や
出現状況を把握することができます。
6.ヒストグラム
「ヒストグラム」は、データをいくつかの区間に分けて
その区間のデータを集め、その度数(数)を棒グラフで表します。
データのばらつきを把握することができます。
*パレート図 と ヒストグラム のEXCEL活用の簡単な作り方は、こちらの記事 を参考にしてください。
7.散布図
「散布図」は、2つのデータの間にどんな関係があるのか、
特性の関係(相関関係)を見ることができます。
8.層別
「層別」は、データをグループ別に分けて 問題点を把握する方法です。
以上、簡単にQC7つ道具の種類と概要について説明しました。
もっと詳しく解説してゆく予定です。
タイキ
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