品質保証の仕事の悩みって、色々ありますよね。
クレームが多い。クレームの原因究明がうまくいかない。
原因は分かったが、お客様にどのように説明しようか?対策したいが工程担当が協力してくれない、どうしよう。などなど。
大体のところ、品質保証部門の仕事の方法論的なことについては、 最終的には、ほぼ解決するといってもいいと思います。
経験を積むとか、マニュアルを読むとか、先輩にアドバイスをもらう・・・などによって、
ほぼ解決するのですが、解決の速度と内容の精度は、個人の能力によって差がでます
けどね。 あとは、結果を出す事を求められているが、自分自身では解決できない。
というのもあると思います。
つまり、自分ですべて解決できるものは少なく、それぞれの部署がそれぞれの役割を
担って、お互いがカバーし合って、全体として結果を出す。ということです。
インプット情報が最初に入ってくるのは営業部門だと思いますが、
早急に品質保証部門に伝わり、その後、原因究明を行い製造部門と共に是正処置を
行うという流れの中で、品質保証部門は、中心的な位置で仕事をしていると思います。
よって、全体を俯瞰しながら、最終目的と現状を見比べてその乖離を少なくするため
に、方向修正する役割が品質保証部門の役割だと思います。
つまり、品質保証部門にとって、一番必要なスキルは、コミュニケーション能力だという
事です。
解決が難しい悩みのほとんどは、このコミュニケーションに関する事(人間関係など)で
はないかと思います。
で、このコミュニケーション能力の向上が。解決策にはなるのですが、
例えば人間関係で悩んでいる人がそれを克服する方法はなんですか?
という事になると。どうでしょうか?
うーーん。ってなりますよね。
直ちに明確な答えが多分見つからないはずです。
でも、これだけは言えると思います。
①過去にとらわれたり、未来にも縛られたりせず、今を大切に生きる事。
②他人のせいばかりにせず、自分の事として捉え、常に自分を磨く努力を続ける姿勢
③すぐに諦めない事。
そんな人には、信頼が生まれ、協力が生まれ、それがいずれ解決に向かいます。
難しいコミュニケーションの問題でもいずれ解決します。
確かに時間はかかるかもしれませんが、諦めてしまった時点で終わりなので、
諦めないという姿勢が大切です。
おそらく、これは、仕事だけに当てはまる事ではなく、
人生においても全く同じだと思います。
終わり良ければすべて良し。
最後に勝てばいいという気持ちで、今を乗り越えてゆきましょう。
一つできれば、また一つと、どんどん、いい方向に動きだします。
数年後には大きな差となりますので、今から即実行すべきだと思います。
克服した経験はその人にとって大きな意味があり、その人の宝になります。
その人にとって、これからの人生を生きる大きな活力源になるはずです。
タイキ
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