設計開発と製造の問題点は、プログラム開発者とブロガーの構図と同じ。対立からは何も生まれない。相手を理解し学ぶことが、お互いを成長させるカギ。

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今回は、設計開発部門と製造部門によく起こる問題点について紹介します。

設計・開発? 製造?

そう、わかりやすく言うと、
(設計・開発)モノを生み出す設計図をつくる人
(製造)その設計図をもとに、実際にモノを作る人
のこと。

なるほどね、家を建てる時もそうだね。

その通りだよ。
その両者の間によく起こる問題点があるんだ。
今回は、その解決方法まで説明するから安心してね。

うん。よろしくお願いします。

設計・開発部門と製造部門の位置関係

モノづくりの現場は、その名の通り製造するところですが、

日々、新しい開発品のアイディアを出し、設計図(モノ作りのレシピ)を生み出すため、苦労している人もいます。

それが、設計・開発部門の人です。

設計・開発部門の人は、製造現場の近くにいますが、実際にラインの製造マシンを動かすことはしません。

実際に、製造マシンを動かすのは、製造部門の方です。

このように、役割は分かれています。

違う視点で説明すると、

  • 消費者に新製品が届く(ゴール)に対して、
  • その製品をつくるところ(製造現場)
  • その前に、それを設計したところ(設計開発)

となり、

設計・開発部門は、一番源流に位置しています。

川の流れに例えると、

  • 一番山奥の源流が、設計・開発部門で、
  • 中流付近が製造部門
  • 下流付近が消費者

とも言えます。

もし、源流で水源汚染などがおきたり、何かの問題があれば、

それは川の流れに沿って、中流、下流へと影響を及ぼしてしまいます。

製造現場も、それは同じなのです。

開発・設計から製造への移管|DRデザインレビューとは

一般的なQMSでは、設計・開発者は、新しい製品の試作を行って必要なデータを取り、それをもとに設計図(レシピや条件)をつくり、

最終的に、生産段階に移管する手続き(DR:デザインレビュー)を行います。

このDR(デザインレビュー)で、製造部門にも意見を聞き、理解してもらう必要があります。

つまり、製造ラインに流した時に、起きる問題点を試作を通じて確認し、事前に課題を解決しておきなさい。ということです。

DR(デザインレビュー)は、不安定なまま製造ラインに流し不要なロスを出さないために行うチェックの機能といえます。

いい意味で、意見のぶつかり合いが起き、議論が白熱する。

そんな光景をよく目にします。

設計・開発と製造の間の問題点とは

どちらも、自分の仕事にプライドを持っていますし、

だからこそ、意見のぶつかり合いが起きることがあります。

最終の消費者(お客様)のために、日々、努力しています。

これは、必要なことで、お客様のために大切なこと。

みんな、それをわかった上で、意見を出し合っているので、決して喧嘩のような性質のものではないのですが、

それは人間同士のこと。

いろいろと、問題点もあるのが正直なところです。

製造分門の人:こんなレシピでは安定して作れない。現場がわかってない。

設計・開発の人:安定をどこまで追い求めるのか?

   他社はうまく作っている。作り方がわるいだけではないか?

などです。

これが、悪い方に発展(少々極端な例かもしれませんが・・・)すると、

設計・開発の人は、DRで合格することだけを目標にするようになり、

最終の消費者(お客様)のことが見えなくなってしまいます。

また、製造部門は、何でも設計が悪いからできない。開発がダメだから不良ばかりだ。と自ら製造の工夫をする努力を失ってしまいます。

結局、他人のせいにして責任を押し付けるばかりで、両者とも最終のお客様のことが見えなくなってしまいます。

これではダメですね。

解決策はあるのか?

解決策は、意外と簡単です。

ともに相手のことを知ること。つまり、勉強する事です。

お互い専門分野が違うので、完全に理解はできませんが、

少しでも勉強して知ることが大切です。

その歩みよりが、よい循環を生みます。

人事面でも、設計・開発の人が製造部門に異動することや、

その逆があってもいいと思います。

相手のことを理解し合うことから始めると、

すべてがよい循環になってゆきます。

これが、解決策です。

なるほどね。相手のことを思いやることなんだね。

解決策はわかっても、なお、実践は難しい。
人間ってそんなもんだよ。
わかっちゃいるけど、、、、
というのがあるからね。

でも、一人が率先してやれば、みんなついてくるんじゃないかな?

その通りだよ。Qちゃん、素晴らしい!!
この記事を読んで、
その一人になってほしい。
タイキはそう願っています。

この話から学ぶべきこと

タイキは、このブログを書いていますが、

今回の話から学ぶべきことが多々あると思いました。

ブログやってる人はわかると思いますが、

WordPressテーマやプラグインなど

プログラムの開発者の方がいますね。

開発者と、それを使用する人、使用してできたブログを読む人。

今回のお話とまったく同じ構図なのです。

よって、

ブログを書く人は、プログラム開発者のことを勉強すべきであり、

プログラム開発者は、ブログを書く人をよく調べて使いやすいプログラムを提供すべきなのです。

お互いが、対立していては、よくない。

最終の読者のためにならない。

それを学ばなくてはいけません。

ブログをレベルアップさせるには、プログラミングを学ぶべき

それは、事実だと思います。

インフルエンサーブロガーの多くが、そう言っています。

現在、タイキもプログラミングを学んでいます。

ちなにみ、Webデザイン+WordPressセットです。

ここの学習プログラムは、使用者のことを徹底的に調査し、

理解が進むように考えられています。

なにより、プログラム開発者の方が動画などに登場したり、

直接、毎日、質問できる点が素晴らしいと思います。

今までは、どうしても本で学ぶ方法が主でしたので、

オンライン講座などはなく、顔をしらない開発者がほとんどでした。

そういう意味では、プログラマーの方が川下まで下りて直接交流いただけるので、

時代の進化は素晴らしいと感じます。

ブログをしている方は、これからしようと思っている方は、

プログラミングの基礎を学ぶべきです。

まずは、理解をしようとする行動が大切。

その行動が、あなたをレベルアップさせるのです。

タイキと一緒に行動をしましょう。

それでは、また。

タイキ

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