
仕事の結果(特性)の良し悪しに影響する要因は数多く,しかも複雑にからみ合って存在します.特性要因図は,「問題とする特性と,それに影響を及ぼしていると思われる要因との関連を整理して,魚の骨のような図に体系的にまとめた図」です. 多くの関係者の経験や知識を集めて作られた特性要因図は,パレート図やグラフなどとともに品質管理を効果的に進めていくために不可欠な道具です. エクセルテンプレート 小集団活動支援ツールセット QC活動の活動記録や 報告書作成に 特性要因図は,次のような場合に用いられます.
1.不良や欠点といった結果と,その原因の関係を図で整理する.
2.改善の手段を図で整理する.情報が早く読み取れ,深く理解できる. 数字だけでは,見落としがちな問題もグラフ化すれば発見しやすくなります.
https://www.i-juse.co.jp/statistics/product/func/qc7/fishbone-diagram.html
よく、魚の骨 と言われるものです。
原因と結果について図で整理するもの
ものごとには、その結果に至る原因があるという事で、
ただし、原因は一つとは限らないものです。
やってみるとわかりますが、こんな要因もあったんだ。と気づきがあると思います。
それが大事ですので、一人でやってもいいですが、複数の関係者に声をかけてするのがおススメです。
特に、製造現場の人、検査工程の人、品質管理の人、というように、
部門の違いを超えて集まるのがいいと思います。
複数の要因が絡み合ている場合は、一番大きな要因は何か?を追求してゆきます。
それが、パレート図です。
でも、初めの頃は、要因が特定できていない場合もあるので、
調査が思うように進まない時は、もう一度、特性要因図を眺めながら、考えてみましょう。
コツですが、たとえば、製品の欠陥などの不具合でしたら、
自分が小さな小人になって、その場所に居たら・・・と想像してみる事です。
これは、TRIZのモデルにもあるのですが、結構役に立ちます。
水蒸気でも大きな粒になって存在する事を想像できますし、
静電気も重力よりも大きな力学がはたらく様子を想像できる・・・など。
その製品の置かれていた状況、欠陥に至るまでの過程、その要因は??と
どんどん想像が膨らむので、おススメです。
では、魚の骨、とにかく実践あるのみです。
諦めず頑張る人を応援しています。
タイキ
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