僕がアコギを購入したのは、40代になってからでした。
事前にかなり調べまして、
購入したいギターの絞り込みは完了していたのですが、
やはり、最後は実際に音を確かめねば!!ということで、
意気揚々と楽器屋さんに向かい、
ハイとギターを手渡されて、困ったものです。
あっ、俺、ギター弾けなかったんだ~
かなり間抜けですよね。でも、Youtubeで試奏動画をずっと見てると、
何故か自分も弾けてる感じになったんですが・・・
初心者が、アコギを購入する際に重要な試奏について、
少し説明しようと思います。
僕の場合ですが、一度目は全く弾けなかったんですが、
2度目の訪問時には、ある程度音が出せ、無事、試奏を済ませ、
納得の上で、マイギターをゲットしたので、その方法についても、ご紹介しますね。(後ほど)
アコギで試奏が必要な理由
まず、アコギの試奏が必要な理由ですが、
よく言われる理由は、
個体差があるから。という理由です。
ギターメーカーから出荷された時点で、同じモデルでも音の差がある。
ギター材って、木材なので、一台一台切り出さされる場所が異なりますし、
保管状態でも音が変わります。
極端な話、晴れの日と雨の日では、音が違います。
また、ナット、サドル、ピンの調整バラツキや、弦の劣化などでも、音が変わりますので、
購入を決めたら、そのモデルを実際に触って音を鳴らして確かめるべき。
という事なんですね。
また、もう一つの理由ですが、
初心者にとって、実際にギターを抱えた時の感触、
自分の体に、大きさが合っているか?
指板が抑えやすいか?(指板の幅や、ネックシェイプで大きく違います)
という、音以外のサイズやフィット感という要素も、確認の一つ。
そして、最後は、細かいところなんですが・・・
フレットのソリ、弦高、フレットのバリ、インレイやパーフリングなどの仕上がり、微細なキズなどのコンディションも、実際に見ないとわかりません。
特にネットで購入して、届いたら、コンディションが悪かった。
などは、少し悲しい気がしますよね。
まとめると、
- 音の個体差
- サイズ感、フィット感
- 細かいコンディション
となります。
地方にお住まいの方で、近くに楽器屋さんがない人も、
購入の際だけでも、何とかして店頭に赴いて、試し弾きすることを、おすすめします。
高い買い物ですから、後悔しないためにも、試奏は必要と考えてください。
どうしても、無理って方には、方法はいくつかありますので、後でご紹介しますね。
ちなみに、ギター購入の注意点は、こちらの記事に書きましたので参考にしてください↓↓↓
Eコードだけ覚えて、いざ出陣!(試奏克服度50%)
一番簡単なコードかもしれません。Eコード
お分かりですか?
これだけ覚えて、いざ出陣!!という事で、
Eコードって、人差し指が1フレットで、中指と薬指が2フレットなんですが、
中指と薬指のフレットで説明すると、
まず2フレットですね(上の図)
それを4レット、5フレット、7フレット、12フレット、14フレットに、平行移動します。
おすすめの進行は、2、4、5、7で一旦2に戻り、14、12、7で再び2に戻る。
という流れです。
右手はジャランと弾く感じで十分。
押さえ方の形Eのまま、あとは平行移動なので、簡単。
他の弦に触れないように、指を垂直に抑えるイメージでやってみましょう。
たぶん、すぐにマスターできると思います。
これができれば、試奏でも、少しは自分で音出しが可能となりますので、
試奏の克服度50%といったところでしょうか。
参考になさってください。
店員さんと仲良くなって、試奏してもらう(試奏克服度70%)
これ、ポイントなんですが、
店員さんに弾いてもらうってやつです。
正直に、初心者なので、弾けないと話をして、
素直に弾いてもらうという方法です。
指弾き、ストローク、など弾き方のリクエストもある程度対応してくれるはずです。
試奏の克服度70%といったところでしょうか。
店員さんのペースにはまってしまい、つい買わされてしまう点が注意ですね。
やっぱ、上手い人は弾きにくいギターでもいい音だすので、
それが自分にできるか?という点は、やはり、自分にしかわからない点ですので。
マナーについて
試奏の際のマナーですが、
一番気を付けるのは、ギターにキズをつける事です。
受け渡しの際に、不注意でコツっと当たっちゃった!では、後の祭りです。
また、ストロークのキズがギターTOP板やピックガードに付くので、
強いストロークはやめましょう。
自分のものにしてから、強くストロークする。試奏ではしない。
という事。
また、汗や手の油がべたべたと付くのもダメ。
もし、緊張して汗が出るようなら、一旦、試奏を中断して、
落ち着いてから再開するようにしましょう。
さて、次は、試奏の克服度99%の方法です。
約1万円の投資ができる人向け(試奏克服度99%)
試奏を完璧に行う、納得した音を自分で鳴らして判断する。
そして後悔なき買い物をする。試奏克服度99%の方法なんですが・・・
実は、先にギターを手に入れて練習しておく。という事です。
えっ、購入前にどうやって??
2つ方法があります。
実は、僕も、1回目の試奏で大恥をかいて(全く弾けなかった)惨敗だったので、
Amazonで1万円のミニギターを購入したんです。
それが方法①です。
もう一つは、ギターのレンタルです。
3カ月契約なんで、月2000円のギターでも6000円程度の出費がありますが、
手元にギターが届くので、練習ができます。これが方法②です。
方法①:ミニギター購入
方法②:ギターレンタル(通常のサイズ)
ちなみに、方法①のメリットは、ミニギターなので、非常に押さえやすいので、上達が早いという点ですね。僕の場合、ミニギターでかなり練習しました。
実際、本サイズのギターをいきなり購入して、長続きせず、放置。
仮にそうなったとしても、ミニギターなら邪魔にならず、おしゃれです。
続けられなかったら、インテイリアとして使えますし、
僕の場合は、ハードオフに買い取ってもらいました。(状態にもよりますが、3000円くらい)
ミニギターでいいのは、
YM-02というモデルです。小さくて安いのに、結構音がいいです。
レンタルは、
などがおすすめです。
まとめ
- アコギは購入前に試奏しよう
- 理由は、個体差、サイズ感、フィット感、コンディションチェックのため
- まずはEコードのアレンジで試奏に出陣!
- 店員さんに正直に話をして、弾いてもらう事も大切
- 取り扱いや、強いストロークなど、傷をつける行為はマナー違反
- 事前にミニギターを購入したり、レンタルサービスを利用して練習するのもいいです。
以上、試奏の必要性と、試奏の克服方法について書きました。
僕のように、初めての試奏で撃沈しないように、
この記事が参考になれば、嬉しいです。
最後まで、読んでくださり、ありがとうございます。
また来てくださいね。
それでは!!
タイキ
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